2012年04月24日

お客様からのご質問

お客様からご質問がありました。
「品質の劣化の早いl紅茶と遅い紅茶の違い」についてです。
「誰に聞いても,明確な答えがもらえないので」とのメッセージが付いています。
 

答えは、表面積の大きな茶葉=細かい紅茶と
「ボディ」の弱い(薄っぺらい風味)の紅茶が劣化スピードの速い紅茶になります。
反対に茶葉の大きな茶葉は香りの持ちが良いものが多く、
風味を楽しんで頂きたい高級紅茶にこのタイムが多いのも事実です。


   (今年の沖縄産紅茶100%でできた「月夜のかほり」)

「ボディ」という呼ぶ状態は赤ワインと同じようにコクや風味の厚みをあらわします。
紅茶の品質は大きく分けて「味」「香り」「色」と
隠れた重要な要素が「ボディ」だと思います。

原料成分が貧弱な場合や
酸化発酵が早すぎる、もしくは超過したときに
「ボディ」は薄っぺらいものになりりがちです。
原料と経験・技術が不可欠です。

テイスティングだけではなくブレンドを行う者は
この部分に関心を持つことで
時間の経過後の変化を感じとります。

あとは、すべてにおいて保存状況。
「湿度」「温度」「他の物の匂い」が劣化の原因ですから、
それらを防ぐパッキングであればずいぶんと延命できます。

「紅茶は、恥ずかしがりお坊ちゃん。戸棚の中で一人ぼっちが好き」と
スリランカで教えてもらい納得したものです。

長く紅茶オークションで売買をして来てる事と
沖縄で良い原料に恵まれて紅茶を製造しているお陰です。
紅茶に出会え、魅力にハートを捕まれて以来・・・、
いつかプロにと思いながら過ぎた月日を思い出しました。

こちらのブログでも、紅茶に関するご質問をお受けしております!
どうぞお気軽にメッセージお待ちしております。
  

Posted by 内田 智子 at 15:58TrackBack(0)気になる話
 

2012年04月22日

【スタッフ募集】のお知らせ

下記のスタッフを募集いたします。

①営業・企画アシスタント(勤務地:沖縄市)
②店舗スタッフ(勤務地:那覇市)
③茶畑・原料管理(勤務地:金武町)

※ご希望の方は履歴書を送付願います。
送付先〒904-0034 沖縄県沖縄市山内3丁目23-15 ㈱沖縄ティーファクトリー
※待遇は弊社の規定に沿い面接後に決定いたします。


「沖縄」と「紅茶」という珍しがられた組み合わせが
皆様のお陰ですこしずつ世の中に浸透して来ました。

小さな紅茶専門の会社が、さまざまな産地の紅茶を扱ってきた経験から
沖縄が高級紅茶の産地であることに気がつきました。
この幸運をどうしても忘れることが出来ず夢を持って取り組んできました。
今年は香港のコンテストに出ます。

この仕事で、パッションとプライドと技術を磨く会社です。
共に夢を持つスタッフとの出会いを楽しみにしております。

  

Posted by 内田 智子 at 12:50TrackBack(0)インフォメーション
 

2012年04月22日

プレシャスに掲載いただきました!

久しぶりの女性誌でも掲載を頂きました!


世界の働く女性を毎月4名のインタビュー記事です。

風邪気味のところをご親切なカメラマンさんと取材のお陰で
上手に撮ってくださり感謝しております。

まだ、本屋さんに並んでおりますのでどうぞ目を通されてください。
「沖縄」と「紅茶」という意外に見えた組み合わせが
浸透し始めたことを取材のたびに感じ幸せです。
  

Posted by 内田 智子 at 00:57TrackBack(0)インフォメーション
 

2012年04月22日

コロンボオークションのシーズン

今週もオフィスでテイスティングをしてます。



並べた紅茶はすべて同じ茶園・同日生産のものですが、
サンプルは常に生産ごとに番号が振られ分類されています。

今週のコロンボオークションのお目当ては今回はこの中で1点のみ。
世界中の紅茶はこのように並べて比較され売買されています。
私どもは世界中の紅茶を扱う仕事の経験から
沖縄が紅茶の原料産地であることに確信を持ち
紅茶の産地化を進めてきた根拠がテイスティングです。

紅茶の品質を知る原点の作業、
同様の道具をもっていても風味の鑑定には
ボディの軽いものから重たいもの順に並べる経験からくる判断と
品質を保たれているために保管状態が良いことが不可欠です。
準備が出来る者が行えば初めての方でも確実に風味の違いと
自分の好みを見つけることが1回で可能です。

お試しになりたい方はどうぞご連絡ください。

なぜか、県外からのご予約が多いテイスティングコース。
沖縄市のオフィス内になるテイスティングサロンでお待ちしております。

  

Posted by 内田 智子 at 00:47TrackBack(0)紅茶
 

2012年04月10日

今年、初めて紅茶を作りました。

先週の土曜日、今年初めての茶摘。
農家さんが運んできてくれた原料は
濃厚な香りを放っています。

品種は「べにほまれ」「べにふうき」の2品種。
沖縄には、このほかに「べにふうき」という
3品種を植えることで多様な風味が
コントロールでき商品化出来るように
原料が準備されています。

一晩萎らせて昨日の朝、茶葉を揉みました。
ちょうどよく萎れた茶葉は
手のひらで丸めるとボールの形にとどまります。
ちょうど良くないと、ボールの形は壊れ茶葉が広がる元気があり
時間が過ぎると茶葉の周りが枯葉となり
その後の工程でもプラスに働きません。

茶葉の表面と中には異なる成分があり、
2つがくっつき紅茶ポリフェノールとなります。
引きちぎり、ただ空気に触れて黒くなるのは
意味合いが違います。
茶葉の表面と中の成分がくっつくには、
温度と湿度がいるので、
やはり手揉みが理にかなう作業に思います。

揉みながら、顔の表面から
鼻の奥まで届く香りを嗅ぐ度に
「何に例えれば、香りを伝えられるだろう」と
思いめぐらせるのですが未だに言葉がみつかりません。
これが「ここだけの風味」を示すテロワール(産地の風味)なのです。
この特徴がないと紅茶の産地としての評価は得られないので
原料の個性を見ながら、その姿を見つけながら作ります。

今年は温度と日照時間の上昇が遅く、
生産時期のスタートも遅れました。
でも、じっとその時を待った茶葉は
いつもの春らしくない濃い香りで
出来上がりを期待させてくれ、
最初の一杯を口に運ぶ喜びを持たせてくれます。

春の紅茶は夏や秋よりボディは軽いのですが、
やはり特有の回る香りを持ち、
今年も紅茶が作れる深い喜びを
再び感じさせてくれました。
  

Posted by 内田 智子 at 00:21TrackBack(0)日々の出来事